パンダといいます。「100万円で毎年20万円の利益を個別株投資で稼ぐ方法」ということでブログを書いておりますが、実は高配当株投資もながらくしております。むしろ高配当株投資の方が主流とも言えるくらいです。なぜなら僕の投資手法は高配当銘柄を中心に仕込んで、仕込んだ銘柄の株価が上がったら高配当のみならず売却益(キャピタルゲイン)も取っていく手法だからです。
そもそも高配当株投資とは何なのか? 高配当株投資とは、投資家が配当利回りが比較的高い株式を選んで購入し、その銘柄から配当金を受け取ることを目指す投資戦略です。配当利回りとは、企業が株主に対して支払う配当金の割合を示しており、高い配当利回りは投資家にとって安定した収益源となることから人気の投資戦略の一つとなっています。
高配当株の配当利回りとはどれくらいなのか? 投資のタイミングにもよりますが一般的には 3〜5%といったところでしょうか。ちなみにインデックス投資の想定利回りは 5〜7%と言われております。グロース株(成長株)は時として年に2倍にも3倍にもなる事も多々あることから、高配当株投資の利回りを高いか低いかどう捉えるかは投資家本人次第となります。
では、なぜ高配当株投資を行う意味があるのか? 僕の主軸投資先は不動産とVTI(米国株インデックス)です。お陰様で順調に資産は増え続けております。資産は増え続けておりますが、お金を引き出すタイミングが無いんですよね。なにせ「スノーボウル(雪玉)」のようにお金玉が転がって大きくなってくれているのですから。
そういった意味では高配当株は配当として証券口座に定期的にお金が振り込まれますので、ボーナス的にお金が使えるメリットがあると言えます。心理的にお金を使い易いです。まさに「金の卵を産む鶏」となるのです。
では、高配当株でも星の数ほどある銘柄の中からどうやって選んだら良いの? という問題になります。結論から言いますと下記3項目となります。
・高配当株と言われる有名銘柄を20社ほど1株づつ購入
・20銘柄のうち暴落した銘柄を集中追加投資
・集中投資した高配当株が想定通りに育ってくれば「主軸」として育てる
高配当株投資は、逆張り投資です。僕は高配当株であっても倍近くまで株価が上がれば半分売却しキャピタルゲインもしっかり確保します。軍資金3億円の戦い方と300万円の戦い方は違います。300万円の戦い方は、局地戦で勝ち残る戦い方です。そして時として大勝ちする戦い方です。
2024年は高配当株投資の銘柄分析も含めてブログの記事にしたいと思います。正直、僕のような者が投資のことに対して語る資格は無いのかも知れませんが、4年連続で利益を残せているので、そろそろ語っても良いのかなと思った次第です。微力ながら個人投資家(特に投資初心者)の方の銘柄選びの参考にして頂ければ嬉しいです。
第1回 PBRで選ぶ 三井住友FG(8316)銀行業
高配当株狙いの株を選ぶのは、一番大切なことは割安な株を選ぶことなんだ。その指標となるのがPBRなんだ。
PBR(Price Book-value Ratio)とは、株価純資産倍率の略で、企業の株価と純資産(財産の価値から負債を引いたもの)の比率を示します。
PBR = 株価 / 1株当たり純資産(BPS)
PBRが1倍の場合、株価と会社の資産価値は変わらないため、株価が適正価格と見なされます。PBRの数値は、低いほうが割安と判断されます。PBR<1 の場合は、その企業の本来の価値よりも安い値段で株を買えることになるので、割安であると考えることができるのです。
2023年3月末時点でPBRが1倍を割っていた会社数は、プライムおよびスタンダードに上場する3,300社中1,800社もあり、その中には時価総額首位のトヨタ自動車も含まれていました。東証は、世界から日本株式市場にお金を呼び寄せるために継続的にPBRが1倍を割れている会社には、改善に向けた方針や具体的な取り組み、その進捗状況などを開示することを強く要請しています。
2023年末に僕がPBRを考慮して仕込んだ銘柄は、三井住友FG(8316)です。PBRは1倍を割っており 0.7倍ほどでした。他にも仕込む理由はいくつかあったのですが、それはまたの機会に。
バカでも稼げる 「米国株」高配当投資 はオススメです。日本一アンチの多い米国株ブロガーの「バフェット太郎」さんですが、僕は大好きです。Youtubeも常にチェックして参考にさせて頂いております。
第2回 高配当株投資をやって経験を積もう
本文より抜粋)
お金持ちになる秘訣は、お金が大好きでお金にも働いてもらうことですからね。眠っていたお金を高配当株に投資することは、お金が大好きになる事なんです。高配当株に投資することは、お金にも働いてもう事になるんです。お金が働いてくれることを体験すると、無駄なお金を使わなく使えなくなります。
するとあらどうでしょう。無駄な出費が減るから、投資にまわせるお金が増えてくるんです。
第3回 連続増配銘柄を仕込もう KDDI(9433)情報・通信業
本文より抜粋)
すでにだいぶ株価が上がってしまっている KDDI(9433)です。PBRは 1.81倍、配当利回りは 3.13%です。泣く子も黙る連続増配銘柄です。その回数はなんと22期連続。今の配当利回りは 3.13%と低いですし株価も割高かも知れませんが、絶対に1株でも保有しておくべき株です。
1株でも保有する事でKDDI株にアンテナを建てることになります。1株でも保有していると暴落した際に分かるので買い足していく事が出来ます。1株でも保有していると自然とその銘柄に詳しくなります。実態が見えてくるんですよ。
第4回 株式投資は大人の推し活
本文より抜粋)
ふと思ったのですが、「 株投資は大人の推し活 」だと。
神様でもないかぎり上がる株が前もって分かる筈はないですし、いつ株価が下がるかも予知することなんて不可能です。できるとしたら財務的に優良かどうか、資産はあるのか、売上は伸びているのか、競合はいるのか、競合と比べて優位性があるのかどうかなどを客観的に判断して投資をするだけです。
日本において上場している会社は約4,000社もあります。4,000社の中から投資すべき会社を探すとなると気の遠くなる作業となります。単純に株に投資をしたいのなら、インデックス投資で資産を分散投資した方が確実です。
第5回 減配しなさそうな銘柄を選ぶ 医薬品
本文より抜粋)
高配当株投資で大切な要素は、増収・増益・増配です。増収とは、売上が伸びていることを示しているので企業として成長している証しです。増益とは、ただ売上が伸びているだけでなく、適正な利益を残せているという証しです。そして増配とは株主重視の表れです。企業として成長し、かつ株主のこともしっかり考えていますよという証しなのです。
ですが、毎年増配する連続増配する会社は少ないです。有名なのが「花王(4452)」ですが、PBRは3倍、予想配当利回りは 2.38% と既に株価は割高で配当率が低いです。
また、反対に減配する会社も多くあります。減配はよくありません。何故なら減配となると株価はほぼほぼ暴落するからです。購入した株価よりも株価が大きく暴落してしまっては、投資をする意味がありません。
パンダの高配当株ポートフォリオ
2024年8月3日時(日米高配当株)目標達成率 91%
8月2日の暴落時に含み益が出ていたアステラス製薬(4503)と武田薬品工業(4502)を売却して約20万円の利益を確定しています。その資金と手元資金をプラスしてレザーテック(6920)という半導体製造装置の株を購入。
売却した理由としては
・欲しい銘柄があったので、売却して購入資金にするから
・8月2日の日経平均がマイナス2,000円となる中で、アステラス製薬の株価はまだ下げておらず含み益が出ていたので早々に利益を確定した
また、高配当株が減ってしまったので、株価が下がっていたサンゲツ(8130)を200株ほど追加で仕込んでいます。株式市場は年末の米国大統領選挙に向けて荒れることが予想されますので、年末まではこの状態で静観とします。
2024年6月10日時(日米高配当株)目標達成率 86%
パンダの高配当株(日米)ですが、だいぶ積み上がりました。そしてバランスの良い円グラフとなって来ました。税引前で86万円、月にすると7万円となります。税引前ではありますが、それでも月に7万円の不労所得はムチャクチャ大きいですね。
この7万円の数字って、僕が週に2回働いている介護の仕事の月の報酬と変わらないんですよね。これって凄い事だと思いませんか。逆を言えば二千万円近く投下している高配当株の配当と身体を週に2回動かした収入が一緒だとも言えるんですけどね。(人的資本が最強)
僕の目標としては高配当株の配当だけで年間の家賃を全て払いたいところなのですが、既に数ヶ月分の家賃を高配当株の配当だけで払えるようになったのですから良しとします。なんせ高配当株投資を本格的に始めたのは今年からなのですから。
今日もブログをご覧頂き、ありがとうございました。ご覧になって頂いた方に少しでも参考になるブログでありたいと思っております。では、今日も良い一日をお過ごし下さい。パンダ Twitter 毎週 更新
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