アパート経営をしていると家電の廃棄の問題に当たります。普通の常識は住んでいる人が部屋を出るときには家電などは自身で退去日までに廃棄するなり次の部屋まで持って行くハズなんですが。夜逃げや外国の方、日本人でも最近は平気で置いて出ていきます。おぃおぃ、アパートはゴミ置き場じゃねぇぞ！ 昔は敷金も2ヵ月くらい預かっていたようですが今は敷金2ヵ月も取っていては部屋は埋まりません。うちの場合は 敷金１、礼金 0 が今は基本ですね。あまり欲を出すと部屋は埋まりませんね。
先日空いた部屋には冷蔵庫、洗濯機、電子レンジに箪笥までありました。床がペコペコしているので床の張り直しが必要なのですが、このお荷物をどうにかしないと作業が出来ません。普通、これまでは区の粗大ゴミから頼むか家電を買い替える時にリサイクル料金を払って量販店に引き取ってもらうのですが、新型コロナウィルスの影響なのか引き取り日が1ヵ月以上先になってしまいます。その分部屋が稼働しないことになってしまうので非常に困りますし、機会損失による減益です。
そこで知り合い何人かに聞いて引き取ってくれる業者を探しました。ネットから探しても良いのですが、特に引き取り廃棄業者にはボッタくりが多いように感じます。たとえばネットで1万円ポッキリと載せていても実際に引き取りに来て「2万円くれ」とか言われたことがあります。いわゆるプチボッタくりです。こちらとしては残置物の処理予定も含めてリフォーム（修繕）計画を立てているので、当日「どうします？ 嫌なら帰りますよ」と言われても シブシブ お金を払ったことがありました。よく軽トラックで市中を大きなスピーカーで「無料で引き取ります」と言いながらお金を要求されると一緒です。
さて、引き取りに来て頂いたのは屑鉄屋さんで先の家電からブラインド、コンロやシーリングライトまで合わせて なんと 5,000円ポッキリでいろいろ持って行ってもらって大変助かりました。感謝感謝です。もちろん軽トラへの搬入は自分も手伝いましたから直ぐに完了です。これからも依頼すると思います。お礼にコンビニでペットボトルのお茶買って差し上げました。
今日は床ペコペコしてたから当初の予定は床を剥がそうと思っていたのですが、アパートの前に放置自転車があります。当方のアパートには自転車置き場はありません。契約の際にもその旨しっかり明記してますし口頭でも言いますし、注意もします。場合によっては廃棄もします。ただし、自転車を置きたいという要望もあるのは事実です。需要があるのです。要望があるものに対して改善していくのがサービスだと思っています。
答えは現場に落ちている！？ 「あっ、じゃぁ植木切っちゃうか！？ ちょうと今そんなに枝が伸びてないし、ノコギリすぐでるし、僕は今日床剥がすつもりだったらがっつりワークマンスタイルだし」
自転車の持ち主はベトナムの子で（がっつり二人で住んでますが）デジタルハリウッドに通いだしたし入学祝いに自転車置き場作るか？ 捨てるには高そうな自転車だし
そういえば近所のうるさい婆から植木が伸びると見通しが悪くなるとかのクレームもあったなぁ～ 切っちゃえば解決するか 継続して自転車の管理は厳しくすれば、それほど放置自転車は増えないだろう（経験から）という事で急遽予定を床剥がしから植木の伐採にしました。
で、さっきリフォームしているアパートの隣の住人が「大家さん、大家さん何してるんですかぁ～」と片言の日本語で声かけてきたので「バイトする？ 時給1,500円 2時間で3,000円前金」で、アルバイト要員をゲット。彼には刃物を渡して怪我をすると危ないのでアパート周りの草むしりを依頼。
🐼 「最近 Uber のバイトはどう？」
👨 「Uberをやる人が増えて稼げないんですよねぇ～」
🐼 「仕事何してんの？」
👨 「語学学校が終ってホテル関係の仕事探してるんですけなかなか」
🐼 「あれっ、今日彼女は？」
👨 「彼女は新大久保の語学学校に就職できたんで、今働きに言ってます」
といった感じで、床剥がしから自転車置き場作りに変更になったとさ。 （つづく）
