おはようございます。パンダです。2021年12月27日リライトとなります。個別株売買で今年はなんと86万円(税引前)の利益を上げることができました。パンダは基本年間目標利益は20万円と想定して株取引をしております。20万円の理由としては株取引を数多くすれば利益が拡大するという訳ではなく、自分の力量以上の取引をしてしまうと大きな損失を出してしまうことが多いからです。実際パンダはそうでした。
2021年パンダの大勝しした個別株取引の勝因は?
投下資金が1,000万円で年間の利益が86万円なら大した数字ではありませんが、投資資金は余剰資金の約100万円で行っているパンダです。年始に100万円投下しての利益が86万円ならたいしたものではないでしょうか。目標よりも大きな利益を上げれた勝因をいくつか上げるとすれば
- 投資の主軸が VTI と SPYD に固定出来たことで安定した精神状態で取引が出来たこと
- 株取引の感が戻ってきたこと
- 自分の中で売り買いの取引ルールが定まってきたこと
- ブログを通して毎週取引状況を公開することで、俯瞰的な視点をもって取引が出来たこと
- 証券口座を特定の「源泉徴収なし」にしたことにより「小さく負けれた」こと
結果論ではありますが、今年は利益を出せました。来年も20万円は利益を出せると思います。
証券口座は特定の源泉徴収なしが良い!(ただし確定申告は必ず必要です)年末だけ変更が可能、ご注意を!
個別株取引で生き残るためには絶対に必要なことを上げるとすれば「証券口座は特定の源泉徴収なし」にする必要があります。何故なら株取引は神様でも無い限り100%の勝率で勝てるハズがありません。「いかに負けを少なくして生き残るか!」です。「買った負けた」の日々の戦いの中で株で儲ければ税金を取られ、株で負ければ損失としてお金が減っていくのでは株の天才でも勝てるハズがありません。「証券口座は特定の源泉徴収なし」で申し込み、株で負けた損した分を株で買った儲けた分と相殺することで「株で生き残る道が開ける」のです。そしてその設定(申し込み)ができるのは毎年末のみですから、興味がある人はお調べ下さい。
追記)源泉徴収ありでも、忘れずに確定申告をすれば売買利益と損失を相殺出来るそうですが、基本確定申告はするものと考えた方が失敗は少ないと思います。源泉徴収のルールとは税を徴収する側にとってのみ有利なルールなのですから。
以下、もともとの記事となります。
ご存知のように2021年2月15日に日経平均株価は30年ぶりに3万円台の大台に乗りました。僕は昨年の10月頃から一度、もぅいいかげん一度調整局面に入るだろうとの何の根拠も無いのですが、日経225連動型(1321)を信用売りで参入してました。もぅ調整に入るか、いい加減景気は悪くなるのかと予想しておりましたが、結果は予想とは反対に日経平均は大幅に上昇し僕は含み損を抱えてしまいました。
証券会社の口座には、「特定口座」と「一般口座」の2種類があります。そして、特定口座はさらに「源泉徴収あり(源泉徴収選択口座)」と「源泉徴収なし(簡易申告口座)」に分類されます。
もぅ損失の挽回、取り返しは出来ないと感じた僕は損失を確定する時期を年を越して処理することにしました。まぁ〜仕切り直すという気分的なものですね。年明けまでに市場が急変するのを期待したのかも…
昨年までは証券口座を「特定口座(源泉徴収あり)」にしていたのですが、自動的に強制的に税金を取られてしまう(源泉徴収あり)から無しに変更しようと思いました。変更は一年に一回だけ年末に口座の種別を変更することができます。変更する主な利点としては 👇 となります。
源泉徴収なしの特定口座では、20万円を超える譲渡所得が出たら確定申告が必要ですが、譲渡所得が20万円以下の場合は確定申告が不要です。支払わなくてもいい税金を払うことがありません。
「特定口座(源泉徴収無し)」の申請を年末にし、年が明けてから日経225連動型(1321)は処分しました。結果は約17万円の損失です。散々です。敗因の原因はぼくのあまい読みと確証の無い予想、それに欲ですね。
ウォール街に「FRBには逆らうな」という格言があります。 アメリカの中央銀行にあたる連邦準備理事会(FRB)の金融政策に反する投資行動を控えろというものです。
特定口座(源泉徴収あり)利益が出た場合は確定申告が不要ですが、損失が出た場合には確定申告しないと譲渡損失の繰越控除(※後述)を受けることができません。確定申告をすれば、一般口座や他の証券会社の特定口座の譲渡損益と通算して還付を受けたり、損失の繰越控除の適用を受けたりすることができます。
FRBがまだまだ無金利政策を続けているのに僕はその反対の株価が下がる方に賭けている訳ですから負けて当然ですよね。運良く 日産自動車(7201)で利益が出ていたので損失を埋めるために利益を確定しました。
一般口座のメリットとデメリット 一般口座だと、年間取引報告書を証券会社が作ってくれないので、自分で年間取引報告書を作って確定申告しないといけません。一般口座にも特定口座(源泉徴収なし)と同じように、譲渡所得が20万円以下なら確定申告は不要というメリットはあります。しかし、損失が出て、損益通算や損失繰越(ある年の損失を、向こう3年間の利益と相殺して節税する方法)をするとなると、確定申告する必要があります。そう考えると、やはり確定申告が簡単な特定口座にしておくべきでしょう。
その後は菅総理になり通信会社叩きを始めて価格が落ちてきた ソフトバンク(9434)を1,200円ぐらいから打診買いして1,550円くらいで500株を売却し利確しました。
なぜソフトバンクを買ったのかというとNTTとKDDIに派遣で働いていた事があるのですが通信会社が無茶苦茶儲けていることを知っているので少々叩かれてサービス料金を下げたところで、その経営基盤は揺るがない!と確信していたので確信的に買ってました。
それに ソフトバンク(9434)は高配当株なので株価が上がらなくても長期保有の選択肢もありという考えの一石二鳥戦略でもありました。結果的にこのソフトバンクが利確が大きかったですね。日経225連動型(1321)の損失をカバーして、収益がプラスに転じました。約5万円ほどの利益かな。
「譲渡損失の繰越控除」の仕組みがわかったところで、1つ注意すべきことがあります。「譲渡損失の繰越控除」は、申告を1回でも忘れただけで「損を繰り越す権利」が消滅して、税金を取り戻せなくなってしまう点です。 👈 一度損失の申告をした場合です。
今年から特定口座でも源泉徴収なしに変更したので20万円までは申告の必要が無く、かつ源泉徴収されないので無条件に無慈悲に税金を持ってかれることがなくなりました。ほっ 反対に損失が出たら確定申告をすることで、むこう3年間の利益と相殺することが出来るのでオススメです。 (つづく)
【 追記 】日本航空(9201)をなんとか利確できて良かったです。今は2,400円くらいありますが、ずっと低迷していたので…